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2024.02.21

学校法人日通学園 流通経済大学 第6回特別シンポジウム

学校法人日通学園 流通経済大学 第6回特別シンポジウム
生活者からみた物流クライシス

 物流2024年問題が迫り、関連してテレビ、新聞等での報道が多くなされている。社会全体で物流に対する認識は少しずつではあるが高まってきている。さらに、2023年には政府が緊急政策パッケージを発表するほか、各業界団体も自主行動計画をまとめている。このように政府、各企業等においての対応が進むなか、物流2024年問題、さらに今後予想される物流危機が生活者にどのような影響をもたらすのかについては、明確でない部分も多い。

その理由として、宅配便以外の物流の仕組みは、生活者にとってなじみが薄く、その実態がわかりにくいこと、さらに物流が生活にどのように関係しているかがわからないこと等が挙げられる。政府が開催した「持続可能な物流の実現に向けた検討会」では、生産性向上の議論だけでなく、荷主企業や消費者の意識改革、商慣習の見直しの議論も多くなされた。しかしながら、商慣習の見直しは企業間、消費者の意識改革についても宅配便での議論が中心となっている。商慣習の見直し等については、実際には企業間だけではなく、生活者の行動に大きく関係するところである。生活者にとって便利なこと、あるいは生活者が欲しいと思う多品種で、かつ新鮮なもの、新商品が店にはあふれていること、これらは物流に大きな負荷を与えている場合が多い。すなわち、持続可能な物流を構築していくためには、社会全体で物流を再認識し、見直しを図っていくことが必要であり、それは企業だけではなく生活者の行動変容が欠かせない。

本シンポジウムでは、パネリストとして物流の専門家だけではなく、物流の実態等について様々なかたちでかかわりがあった方をお呼びし、生活者の視点から物流をどのように捉えるべきか、そして今後生活者の行動変容にどのように結び付けていくべきかについて議論するものである。

【シンポジウムフライヤー】

【講演内容】

パネルディスカッション

パネリスト

東京大学 先端科学技術研究センター 特任研究員 井村 直人 氏
ニューヨーク タイムズ 東京支局記者 上乃 久子 氏
一般財団法人日本消費者協会 理事 河野 康子 氏
NHK秋田放送局記者 中尾 絢一 氏
経済産業省商務・サービスグループ消費・流通政策課長兼物流企画室長 中野 剛志 氏


コーディネーター: 矢野 裕児   流通経済大学 流通情報学部教授

【主催】
学校法人日通学園 流通経済大学

【協賛】
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社
(一社)日本物流団体連合会
(一社)日本倉庫協会
(一社)航空貨物運送協会
(公社)全国通運連盟
(公社)全日本トラック協会
(公社)日本ロジスティクスシステム協会
損害保険ジャパン(株)日本物流学会
日本物流学会

【日時】
2024年3月14日(木) 開場:13:00  開始:13:30 

(オンデマンド配信は2024年4月5日(金)~4月26日(金)を予定しています。オンデマンド配信のURLは当日参加、当日オンライン参加者にも共有いたします)

【会場】
如水会館(神保町)

【定員】
対面:先着50名さま

当日リアルタイム配信:定員無

オンデマンド配信:定員無し

【参加方法】
下記の申込みフォーム用URLからお申込みください。

対面参加(募集終了いたしました。ありがとうございました。)

オンデマンド配信申込:https://www.rku.ac.jp/apply/form/2102001

【参加費】
無料

【申込締切】

オンデマンド配信:2024年3月29日(金)

【お問い合わせ】
流通経済大学 物流科学研究所
Mail:logis@rku.ac.jp

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