事業内容

年次計画

3ヵ年の目標と計画

年次計画Schedule

本事業は、3ヵ年を目途に、以下の3つのプロジェクトごとに目標と計画を定める。

  • 1.社会システムとロジスティクスに関する研究拠点の形成
  • 2.地域とロジスティクスに関する研究拠点の形成
  • 3.高度なロジスティクス人材の育成
2018年度
目標

1.研究拠点における目標
-研究拠点の立ち上げと検討の方向性、各テーマにおける課題の整理

2.人材育成における目標
-新しい産学連携科目の取り組みと小中高校生等向けのロジスティクス教育の現状と課題に関する整理

実施
計画

1.研究拠点における実施計画
①社会システムとロジスティクスの研究拠点関連
a.第4次産業革命、「Society 5.0」などの考え方とロジスティクスの関係、近年のIoT、 AI、ロボットなどの技術の進展状況を踏まえた、IoT、AI、ロボットなどの進展がロジスティクスにもたらす影響に関しての検討。
b.大規模震災発生時の国、地方自治体における緊 急支援物資供給体制の現状の整理と課題についての検討。
c.スポーツ分野のロジスティクスの現状の把握と検討範囲の整理。
②地域とロジスティクスの研究拠点関連
a.地域産品等の流通ルート、ロジスティクスシステムの現状と課題についての検討。
b.人口減少、過疎化が進展するなか、ラストワンマイルに関連するロジスティクスの問題点、課題についての検討。

2.人材育成における実施計画
a.IoT、AI、ロボットなどの進展という視点からの「IoTロジスティクス実践講座」、地域におけるロジスティクスの重要性に対応した「地域ロジスティクス実践講座」を新たに開講。 b.小中高校生等向けのロジスティクス教育の現状と課題についての検討。

2019年度
目標

1.研究拠点における目標
-各テーマにおける具体的内容の検討とステークホルダーへの発信

2.人材育成における目標
-産学連携科目の継続と小中高校生等向けのロジスティクス教育教材の開発に関する検討

実施
計画

1.研究拠点における実施計画
①社会システムとロジスティクスの研究拠点関連
a.ロジスティクス現場でのIoT、AI、ロボットなどの導入状況などを踏まえて、サプライチェーン変革への影響、物流産業の装置型産業への転換、物流プラットフォーム進展に関しての検討。
b.大規模震災発生時の企業のリスク対応の現状と課題についての検討。
c.オリンピック運営、開催時におけるロジスティクスの影響範囲の整理とロジスティクス管理のあり 方についての検討。
②地域とロジスティクスの研究拠点関連
a.地域産品等の道の駅等の直売所向けの流通ルート、ロジスティクスシステムの構築のあり方についての検討。
b.過疎地、ニュータウンにおける効率性とサービス維持が可能なラストワンマイルのロジスティクスシステム構築のあり方についての検討。

2.人材育成における実施計画
a.産学連携科目の継続と受講学生の授業評価アンケート調査による満足度等の評価の確認と改善。
b.留学生向けのロジスティクス教育の現状と課題についての整理。
c.小中高校生等向けのロジスティクス教育のテキスト、視聴覚メディアの開発と試験的な模擬授業の実施。

2020年度
目標

1.研究拠点における目標
-各テーマにおける検討成果のまとめとステークホルダーへの発信

2.人材育成における目標
-産学連携科目の継続と小中高校生等向けのロジスティクス教育教材の評価、普及に関する検討

実施
計画

1.研究拠点における実施計画
①社会システムとロジスティクスの研究拠点関連
a.ロジスティクス変革が経済、産業全体に与える影響、中長期的なロジスティクス・イノベーションのロードマップの提示、社会が求める新たなロジスティクス像についての検討と最終成果のとりまとめ。
b.大規模震災発生時の官民連携、企業間連携の必要性についての提示と連携の進め方についてのとりまとめ。
c.スポーツとロジスティクスのかかわりの整理、 スポーツの付加価値向上に資するロジスティクスシステムについての検討。
②地域とロジスティクスの研究拠点関連
a.地域産品等の全国向け、海外向けの流通ルート、ロジスティクスシステムの構築のあり方についての検討。さらに県内向けロジスティクスの具体的システムの提示と具体的プロジェクトへの継続。
b.ラストワンマイルの総合的なロジスティクスシステムの提示と具体的プロジェクトへの継続。

2.人材育成における実施計画
a.産学連携科目の継続と受講学生の授業評価アンケート調査による科目の満足度等の評価の 確認と改善。
b.留学生向けのロジスティクス教育システムの検討。
c.小中高校生等向けのロ ジスティクス教育のテキスト、視聴覚メディアの評価。

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